肺炎球菌ワクチンの定期接種、
今日お一人接種しました。
ワクチン接種には
定期接種と任意接種があります。
定期接種とは、国が対象年齢などを定め、費用の一部を公費で負担して安く受けれるようにしたものです。接種する期間や製品が限定されています。
任意接種というのは完全な自由診療です。いつでも、どの製品でもご自身の希望するワクチンを接種していただけます。費用はおおよその相場はありますがクリニックによって多少違います。

今日接種したのは肺炎球菌ワクチンの定期接種、プレベナー20® 、費用は5500円です。(任意接種の場合、当院では11000円に設定しています)
対象となるのは①接種当日65歳になっておられる方、②心疾患・腎疾患・呼吸器疾患・HIV感染症による機能障害で1級の障害者手帳をお持ちの方で、接種当日60歳〜64歳になっておられる方です。
①の方は65歳のお誕生日の翌月、②の方は60歳のお誕生日の翌月、西宮市から接種券(葉書)が届くので、対象年齢のうちにご利用下さい。事前のご予約が必要です。
このワクチン、本年3月まではニューモバックス®という製品(定期接種4000円)が使われていましたが、4月から写真のプレベナー20®に変わりました。プレベナー20®は従来のニューモバックス®に比べて有効性が高く、効果が一生続くため追加接種も不要と言われています。重症度の高い侵襲性肺炎球菌感染症(IPC)のカバー率が優れているそうです。3月までに届いた接種券をお持ちの方は、ワクチンと費用が変わっておりますのでご注意ください。
同様に最近登場した肺炎球菌ワクチンで、キャップバックス®というものがあり、こちらも効果が持続するタイプで、プレベナー20®より有効性が高いと言われておりますが、残念ながら定期接種の対象ではなく、任意接種のみとなっております。当院での費用は14000円です。対費用効果の点からはプレベナー20®をお勧めしておりますが、ご心配な方はキャップバックス®もご検討ください。対象年齢を外れた方は任意接種しかありません。プレベナー20®11000円にするか、キャップバックス®14000円にするか、悩ましいですね。
肺炎球菌ワクチンについての詳細は下記のサイトをどうぞ。なお定期接種は通常の保険診療を行う日にはできません。別の日に受けて頂く必要があります。任意接種は同じ日で問題ありません。