ご質問があったのでお答えします。
癌は本来の癌、上皮性悪性腫瘍といわれる腫瘍に限定した用語です。
胃癌、大腸癌、肺癌、乳癌、子宮癌、卵巣癌、皮膚癌・・・普段よく耳にするこれらの癌はみな、上皮性悪性腫瘍に属します。
がんと平仮名で表記すると本来の癌だけでなく、悪性リンパ腫、白血病、肉腫など上皮性でない悪性腫瘍も含めた悪性腫瘍全体を指します。「がん」の方が「癌」より広いわけです。
「乳がん検診」と平仮名で表記するのは、検診の対象が乳癌だけでなく、乳房に発生する悪性リンパ腫や悪性葉状腫瘍、血管肉腫など全ての悪性腫瘍を対象としているからです。
本来の乳癌に限定してお話しするときは「乳癌」と表記してよいのです。
では上皮性悪性腫瘍とは何なのか、
(つづく)